メルマガ配信停止後も何度もメールが来る件
たまに、ウチのお客さんでも「メールマガジンを何度も配信停止手続きしているのに、お宅からメルマガが届く。迷惑なのでもう送ってこないでください!」みたいな類のお問い合わせをいただきます。
この場合、まず言っておきたいのが店舗側でお客さんのメールアドレスを再登録したりしないし、そもそも管理はYahoo!側に委ねられているので、「停止しても送られてくる」という問題はYahoo!に問い合わせて欲しい・・・がそんなワケにもいかないので以下のようなケースが考えらるとお答えしています。メルマガ配信停止できなくて困っている方は、実は以下のケースかもしれませんよ。
- メールマガジン(ニュースレター)配信停止手続き後30分以内に届いたメールから手続きしなければならないのに、それをやっていない。
- お店のメールマガジンではなく、配信停止したいのはYahoo!ショッピングのNewsClipである。(配信停止の対象が間違っているケース)
- Aというメールアドレスをいつも使っているのに、Bというメールアドレスで配信停止手続きを行っている。(特にYahoo!のメールアドレスで、「@yahoo.co.jp」と「@ybb.ne.jp」の両方のアドレスを持っている方に多い、勘違いのパターン)
- 配信停止手続きする前にお店側がニュースレターの予約をしたケース
4番目のケースでクレームをおっしゃるお客さんは少ない(まれ)です。この場合、配信停止後にメールマガジンが届くのはせいぜい1、2回なので。
私のお店の経験では、2番目や3番目が多いかなと思います。ご参考まで。
売り切れの商品ページを有効活用する
売り切れの商品はどのお店でもあると思いますが、売り切れの商品でも再度入荷予定がある場合は、うまく商品ページを活用するようにしています。それは、「入荷情報をお知らせするのでメールマガジンを購読してみませんか?」という内容のリンクを、売り切れの商品ページに貼るということです。
商品数が多い店舗さんでは、すべての売り切れ商品についてこの対策を行うのは大変ですが(在庫を確認しつつ、csvを使えば一気に変更してしまうこともできます)、私の場合は、売れている商品を50商品だけピックアップしたり、あるいはレビューがたくさん入っている商品を中心にして、上記のような対策をしています。
これによって、コアなメールアドレスが集まると思います。以前紹介したプレゼントキャンペーン対策などでもメールアドレスは収集できますが、今回紹介の集め方は数こそ少ないですが、購入意欲とお店への関心が高い、良質なメールアドレスが獲得できると思います。
ただし、注意することがひとつ。入荷して販売を再開する際はくれぐれも上記で施したバナーやリンクを外しておくことです。購入可能な状態なのに、実は売り切れだと勘違いされる恐れもあるからです。
プレゼント企画の効果
そのプレゼント企画の効果ですが、正直なところ効果があると「信じたい」というのがホンネです。10年前は本当に効果がありました。今とは比較にならないほど費用対効果があったと思います。しかし現状ではなかなかです。メールアドレス保有数は確かに伸びますが、どのくらい見込み客に転換できているかは・・・疑問です。
もちろん見込み客に転換させる努力も必要です。ただプレゼント企画を開催してほったらかし・・・では勿体無いはなし。企画ページに売れ筋商品をプッシュするとか、応募者限定のショップで使えるクーポンを配るとかアイデアはいろいろあると思います。
それで、Yahoo!ショッピングでのプレゼント企画ですが、「お申し込みフォーム」からプレゼント企画を開催するのですが、こちらでただ開催してもほとんど応募がありません。サイトを見に来たお客さんのほんの一部が応募するだけでしょうか。Yahoo!ショッピングではプレゼントを開催したら、Yahoo!懸賞やその他懸賞サイトに懸賞情報を投稿しなくてはなりません。(ご参考までに、私のショップではYahoo!懸賞のみ効果がある(メールアドレスがよく集まる)と感じています。他懸賞サイトはほとんど反応がありません。)
なおYahoo!懸賞が一番効果あると言っても、楽天市場で懸賞情報投稿するのに比べたら、効果はたかが知れてます。楽天の約5分の1程度しかメールアドレスは集まりません。(もちろん、その内訳、メールアドレスの質という点ではまたいろんな議論がありそうですが…。重複応募とか自動応募システムとかいろいろあるみたいです。私は詳しいことは分かりません。)