SSブログ

アイテムマッチ・PRオプション広告戦略 - いま、Yahoo!ショッピングがおもしろい!あるストア出店者のネタブログ。評判やSEOなど。

アイテムマッチ・PRオプション広告戦略

Yahoo!ショッピングのアイテムマッチ、PRオプションともに時代とともにその必要性が変化しています。とくにウチのような非型番系のストアでも外部の影響を強く受け、広告ごとに重要性(バランス)に変化が生じています。

PRオプションなどは顕著であり、リリース当初は競合も少なかったためか、「ほとんど売れないのでPRオプションを30でつけて集客商品として活躍してもらう」という使い方ができていました。しかし、現在は全く売れない・あまり売れないという部類の商品だと、いくらMAX値の30を設定したところで1ページ目に上げるのは困難になっています(※)

※もちろんこれは商品カテゴリ、検索キーワードによって大きく変わるところです。ニッチワードだと1ページ目やファーストビュー表示もいまだ可能ですが、逆に競争の激しいカテゴリだと、30を設定していても10ページ目にすら入らないなんてこともあります。

こうなる背景には様々な要因があり、PRオプションを活用するストアが増えたことももちろんあります。私の商品カテゴリ特有かもしれませんが、近年やたらと目につくのは中華系ストアです。会社概要を見ると日本の出店者ですが、商品はどれもこれも中華の格安商品。あるいは、会社概要を見てもよくわからない出店者で、取扱商品が数十万とある転売商材っぽいストアなどです。

ある検索キーワードで調べると、ページをくってもくっても中華系商品ばかりヒットして、(こういったら失礼ですが)まとまな商品がぜんぜんヒットしない…という状況に遭遇することが増えたように思います。上位にヒットする商品はレビュー評価が星3前後、ストアの評価も高いとは言えないというお店・商品が延々と出てくるイメージです。

長くなりましたがこういう状況では以前のようなPRオプションの攻略法としては機能しなくなっているので、PRオプションレポートを活用して集客できているものは維持、できていないものはPRオプション削除で対応します。

一方でアイテムマッチを代用します。

もともとアイテムマッチも活用していましたが、一時私のところではPRオプションメインで戦略を立てていましたが、先述のような状況になってきましたのでいろいろと試行錯誤した結果、アイテムマッチは「高単価商材は基本すべて設定出稿 + 中・低単価商材は売れている商品に絞って出稿」という攻略法でいまところ落ち着いています。

この戦略ももちろんレポートを活用した見直しは必要であり、効果の上がらないものは削除するなどの対応が必要です。Yahoo!ショッピングのすすめでは「効果の高いものは入札単価を上げろ」と言ってきますが、私はこれには半信半疑です。

入札単価のアップはライバルより上位に上げてよりたくさん売るということですが、アイテムマッチという広告はキーワード検索が主の広告であり、流入ワードも様々ですから、単価を上げたらもっと売れるわけでもないと思います。流入がカテゴリ導線だったら分かりますが、単価うんぬんよりも「売れるキーワード」を練った方が効果的だと考えます。(売れそうな商材なのに商品名が残念な感じになっている商品をよく見かけます。)

アイテムマッチとPRオプションを活用した広告戦略はこんな感じです。しかし広告はどこまでいっても広告です。集客するまでは仕事をしますが、集客してからはお店の真価が問われます。結局はいかに買ってもらえる商材を用意するか、売れる商品ページにするか、この基本がもっとも大事でしょう。



コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Yahoo!ショッピングの「アイテムマッチ・PRオプション広告戦略」について

Copyrights © 2018 Yahoo!ショッピング ストア運営日誌 All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。