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スマートフォン - いま、Yahoo!ショッピングがおもしろい!あるストア出店者のネタブログ。評判やSEOなど。

スマートフォン用のストアページを最適化する

ここ数年でスマートフォンが急激に普及した結果、ストア統計を見ても、モバイル(ガラケー)経由のアクセスと注文がほとんど無くなったに等しいくらいまで落ちた一方、スマートフォン経由がその分、いやそれ以上をカバーするようになりました。

Yahoo!ショッピングのストア構築においても、当初はストア側で出来ることがほとんど無かったのですが、ここ最近になっていろいろと融通が利くようにはなりました。私もストアでもストア統計の数字や現状のスマホページの課題を考えながら、とりあえず、今すぐでもできる対策をいくつかやってみました。

  • トップページの編集:人気カテゴリへの誘導リンク
  • カテゴリページの編集:看板画像を貼ったり、人気商品への誘導リンク
  • 商品ページの編集:多くの詳細画像をPCと同じようなイメージで見てもらえるように

大きく分類するとこの3つになります。

トップページの編集では、フリースペースに全角5000文字まで使用可能なので、画像とリンクが中心の内容にすればかなりの情報量を盛り込むことができます。「スマートフォン版用ストア画像」は設定していないストアさんも多く見受けられますが、ストアを認知してもらうという意味では(印象の残るストア看板であれば)設定しても良いと思います。

さらに、「おすすめ情報」には1~9までの画像とリンク先、リンクテキストを指定することができます。私は最初9つすべてを人気商品へのリンクに設定していましたが、他のストアさんで、人気のカテゴリや見て欲しい特集ページ(カスタムページ)へのリンクを設定しているのを見て、この方法もアリだと思いました。

この「おすすめ情報」は、Yahoo!ショッピングでは、すべてのストアページで共通して表示される重要なパーツになりますので、リンクの選定はよく考えて行うべきだと思いますし、定期的なチェック(リンク切れや旬な情報かどうかなど)が大切だと思います。

商品ページの編集については、こちらも全角5000文字まで使用できるのですが、私はPCページと同じ見栄えになるように詳細画像や追加画像を順番に貼り付けています。この作業は、一朝一夕にはできないのでゼロからやると大変ですが、PCページ用のHTMLを上手に使う(たとえばimgタグの中身を幅100%に変更する)などすれば、既存のページもCSV一括アップロードでスマホ用のページが出来上がります。

スマートフォン用情報には“600キロバイトまでを推奨”と書かれており、容量オーバーしていると、一括アップロードの際に警告が出ることがありますが、更新はできますので大きな問題にはならないでしょう。

楽天市場のスマートフォン用ページと比較すると、カスタマイズ性はまだ乏しく、特に全ページ共通パーツが「おすすめ情報」のみという点が残念だと思います。

ほとんどのストアの場合、ランディングページのほとんどが商品ページだと思いますので、Yahoo!ショッピングでは商品ページの作りこみや買いまわりのしやすさが一番キモだと思います。それがある程度できたら、トップページ、カテゴリページの作りこみをしていけば及第点ではないでしょうか。

なおYahoo!ショッピングではカスタムページもスマートフォン用に作成できます。使用可能なHTMLも豊富ですので、見栄えのする特集ページや案内ページを作成できます。私のストアでは、カスタムページを使って、商品ジャンル別のリンク一覧を掲載した案内ページをつくり、全商品ページからアクセスできるようにしています。

できることは限られていても、アイデアひとつで上手にスマホ対策をされているストアさんもいますし、PCと比較すると、作業時間も少なくて済むことが多いので、対策を打っていないストアさんはやらない手は無いと思いますよ。


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