「ショッピング事業」と言っても、ZOZOTOWN、LOHACO、チャーム、LINEショッピングの流通も含んでおり、私の予想ではこのあたりがまだ頑張っている方で、実際にYahoo!ショッピングに出店する店舗の落ち込みは上記よりさらに悪いものと予想します。
LINEヤフーは「収益性を高めるため」としてYahoo!ショッピングでの方針を大幅に変更し(2023年に入った頃より)、会社の儲け自体はそれ以前より良い状態のようですが、長い目で見るとそれは短期的な収益性であって、規模がものをいうこの業界では「?」マークです。
ここからは具体的に、私の感じるYahoo!ショッピングの現状ですが、(以前からも書いているように)Amazon転売ヤーがあまりにも多い点、そして怪しい中華系ストアが多い点、この点が問題です。
Amazon転売ヤーについては、取り締まりを強化するみたいなことを発表したものの、実際の見た目では減っているような印象を受けません。私の店舗でも多くの商品がAmazon転売(ページコピペ)の被害に遭っており、Yahoo!ショッピングに通報してその経過・動向を追っているものの、ほぼ反応なし(取り締まりしてくれない)といった状況です。いったい何をどうしたら転売ヤーを"強化"取り締まってくれるのか謎です。
次に中華ストアについて、こちらは「そもそも中華(中国)系がやっているストア」と「日本人ストアだが、低品質・低価格な中華品ばかり」の2つに細分化されます。細分化はどうでもいいのですが、これらは規約違反ではないものの、Yahoo!ショッピングとして質の低下みたいなものを感じます。いち消費者としても、「すぐ壊れるだろ、これ」みたいなバッタものばかり出てくるモールといった印象に変わってきており、欲しい商品を選ぶのにだんだん面倒くさいモールに変わっています。
安いからたくさん売れる→たくさん売れるから上位表示→結果、バッタものばかりの印象が強い、といった具合です。以前からの「数を売れば上位表示」という旧来のアルゴリズムをもう少し改善していかないと、そんな単純な仕組みでは客離れにつながる恐れがあります。
一方でポイント・クーポン等の施策については、2023年前半は絞りすぎている印象が強かったですが夏以降は積極的にキャンペーンを展開している印象があり、私はこの継続で良いと思っています。競合の楽天市場もSPUなど絞り気味な中、頑張ってほしいところです。
転売ヤーと中華系さえ何とかしてくれたら、2024年以降は期待できるYahoo!ショッピングです。何も変わらないのであれば、もう落ちていくしかないような気さえします。
]]>「優良配送の優先表示」は2022年9月から本格的に始まり、優先という表現を使っていますが、出品していて感じるのは "優良配送対応しないと、Yahoo!ショッピングに存在しないのと同じ" という感じです。平日営業日でも遠方になると対応できず、土日休日の場合は金曜午後と土曜日はまったく対応できずアクセスが激減します。これに対応したい場合は、ヤマト倉庫に預けるか自社で休みなく出荷する必要があります。
「日曜日ポイントアップ廃止」「5のつく日付与上限ダウン」は、Yahoo!ショッピングユーザーにとっても一定のインパクトがあったと思います。とくに日曜日のポイントアップを止めてしまったのは、ヤフー本体の戦略の転換を強く感じさせます。もはやポイントばらまきでユーザーを引き付けて・・・を諦めた感じです。還元率、実質のお得さ優先のユーザーはこのタイミングでヤフー一択で無くなった、もしくは他に移ったと思います。
「各種ポイントキャンペーンの終了とプロモーションパッケージ加入ストア優遇」は、先と同様に戦略の転換でしょう。いままでYahoo!ショッピングの出店ストアはみな同等に扱われたような印象ですが、このごろはプロモーションパッケージ加入、(からの)倍!倍!ストア参加促進により、店舗の差別化をより強く感じます。参加してくれる店舗は検索上昇・バッジ付与等の優遇をする、参加しない店舗は・・お好きにどうぞwという感じ。
ただ、プロモーションパッケージ加入などの施策がうまくいっている印象はあまり受けません。そもそも2万店舗以上が加入したところで一番の関心事である検索で差別化は不可能、プラスアルファでPRオプションをやればやるほど利益が無くなる、倍!倍!ストアで売れるけど、その逆も然りなので(麻薬のように)参加しつづけることになる。
3月の超PayPay祭で目玉である最終日6日間をプロモーションパッケージ加入に絞ったことは、ユーザーにとっては大きなデメリットでしょう。それまでの超PayPay祭なら最終期間にお目当ての商品をただ買えばよかったのに、今回は対象店舗かどうかをまず気にしないといけない(調べないといけない)。これではモールとしてかなりビミョーです。私なら面倒くさくて違うところへ行きます。
LYPマイレージも分かりにくさMAXでなんじゃこりゃ?という感じだし、転売ヤーがすぐにヒットするモールだし、今後のYahoo!ショッピングが心配でなりません。今や個人でも何十万とECサイトを開設したり、アプリ経由で物を売る時代に、わざわざYahoo!ショッピングに来て買ってくれるユーザー・・・本質を理解すればやることは結構シンプルだと思いますが。。
以下追記(2023/4/18)
2023年5月からはゾロ目の日クーポンが、プロモーションパッケージ加入店舗限定の内容に変わるようです。数少ないキャンペーン「5のつく日」と「ゾロ目」のうち、ゾロ目の日が無くなってしまった。あと残るは5のつく日のみです。5のつく日キャンペーンもいつかはプロモ限定のイベントになるのだろうか・・・。
さらに、5月の途中からは日替わりクーポンが週替わりクーポンに変更に。ユーザーのカテゴリ利用状況(注文状況)に応じて割引率を変更するそうですが、いろいろと改悪でしかありません。個人的には「Yahoo!ショッピングと言えば日替わりクーポン」と思うくらい目玉イベントだったのですが、こちらも予算削減の一環でしょう。
方針転換から半年でいろんなものが無くなっていきますが、いまに「毎日5%」もやめるんじゃないかと・・それくらいの勢い(?)が今のYahoo!ショッピングには感じられます。
]]>具体的には大きく2つあります。
1つはAmazonから転売する商品がよく目につくようになりました。弊社の商品も転売されてしまっていて、どう考えても優良配送は無理なもの(2日以内到着は絶対無理)でも平気で優良配送にしています。調べていくと転売者もいろいろいて、まだマシな(?)部類はAmazonの納期に沿っている転売者がいる一方で、Amazonの納期など無視して一律に優良配送に合わせている無茶苦茶な部類もチラホラ・・
もう1つは、1人でやってる個人事業主なのか、ミニミニ法人なのか、中華・アジア系の商品を仕入れて売っている人たちがやたら目立ちます(目立つかどうかはジャンルにもよるだろうけど)。前者に比べれば良いのですが、なにせ優良配送が検索であまりにも優遇されているため、多くの出店ストアが定休日になる土日も営業日(つまり年中無休)にして、金曜から土曜にかけて検索するとそんな商品ばかりが出てきます。そしてこういったストアの中にも、優良配送のために無理な配送設定をしているところを見かけます。対応できるならもちろんOKですが、「いやこれ無理だろw」というものもいっぱい見ます。
上記のいずれも "非現実な優良配送設定" をしている例は、たとえば「24時まで注文で翌日出荷、全国宛+1日納期」といったやり方です。これなら優良配送になりますが、Yahoo!ショッピングの出店ストアを評価する仕組みが出荷日だけしか見ていないため、おそらく出荷日をうまく操作※していると思われます。
※12/1に注文は入った場合、翌日出荷なら12/2に出荷しないといけないが、たとえ出荷日が12/3以降になってもステータス上は12/2出荷とする行為。遅延率に影響はしない。
※「発送日情報は2日にして、全国宛に当日お届け」などのあり得ない設定もできてしまうので、これだと「出荷2日+お届け0日」となり優良配送の条件を満たします。本当にこういう設定をしているストアも見かけるので、これは本当にひどい状況です。
既に、この件については違反行為としてYahoo!ショッピングのアナウンスにも出ていますが、どこまで取り締まっているかは不明です。もうAmazon転売者がうじゃうじゃいるYahoo!ショッピングですので、そこはあまり期待できません。
以上が同じく出店する側としての印象ですが、一方、Yahoo!ショッピングの客目線としてみた場合、かなり探し辛くなった印象です。たいていの検索キーワードではデフォルトで優良配送が優先表示されますが、私の場合はこれを一旦外します。でないとまともな商品が探せません(笑)。
価格重視の商品であれば優良配送自体が邪魔になるのでまずこの優先表示を消すというひと手間があります。価格ではなく嗜好性のあるような商品を探す場合も、やはりここ2カ月程度検索した経験では、優先表示は邪魔です。
私がよく買っているお店の中にも一定数は優良配送など見向きもせず、自身のリードタイムを貫いているストアがあります。流入は下がっているんじゃないかな?と思いますが、こういったお店は今のデフォルト検索だと本当に上がってきません。なので優先表示を外します。
Yahoo!ショッピングの考える「2日以内に届く優良配送を上位にもってくる」というパッケージ自体には賛成です。これ自体は分かりやすい。しかし、問題は中身ですね。無茶なやり方が通ってしまう、それが取り締まられない、という現状ではまともな出店者側も不満が募るし、お客はお客で探しづらかったり、(無茶な優良配送に引っ掛かって)被害に遭うわで、マイナスの方が大きく出ちゃっている今はもう我慢するしかないのか、といったところ。早く対策しないとお客さんどんどん離れるぞ、というのが素直な感想です。
]]>プロモーションパッケージの特典で、優良店バッジが金色に変わるらしいwwのですが、みんなも察しているとおりこの色が銀色バッジか金色バッジかでプロモーションパッケージの加入の有無が分かってしまうということになります。変更後に検索面で「優良店」の表示が出なくなり、メリットがむしろ薄まった感じ。これからまだ検索面での変更があるのかもしれません。
「優良ストアで買ったのに騙された」「商品が届かない」という悲報も少なくないようで、個人的には優良店の基準をもっと厳しくしてよいと思います。今の基準だと、多少いい加減なお店まで優良店判定されてしまいます。とにかく販売数がそこそこ増えれば、少ないトラブルも打ち消せるような審査基準なのが問題かと。評価が3.8でも優良ストアとか普通にあります。
※2022/11/1追記
11月に入り、ウチのストアでは優良ストアのアイコンが復活しました。もちろん、プロモーションパッケージはやってないのでシルバーですが、優良ストアの一覧画面にはウチが表示されていませんでした。
月替わりでまだ更新が追い付いていないのか、それともシルバー店舗は表示しなくなったのか・・・。シルバーだと、検索オプションの優良ストア絞り込みも対象外のようです。(試しに、ウチの店舗名で絞り込んでみたら、Amazon店の転売商品がヒットしたので違反商品通報してやりました。こういうのは消えるまでしつこくやる性格。)
先日のプロモーションパッケージの記事でも書きましたけど、プロモーションパッケージはやらなくて良かった印象(といっても私は参加していないので比較はできてないのですが・・)。課金なしでもちゃんと売れているし、プロモが始まって流入減った感じはしません。2万ストア以上が申し込んでいるそうですが、これらのお店から課金3%ってすごいな。商材にもよるんだろうけど、個人的にはおすすめしない。プロモは本当に株主向けの帳尻合わせだから、コレ。
]]>出店ストアとしては気になるのが「プロモーションパッケージ」の効果やメリットについて。プロモーションパッケージは、出店ストアが任意で申し込みを行うと商品販売価格(税抜き)の3%が徴収される代わりに、検索面で上位表示する、詳細データが見れるなどの特典がある仕組み。
PRオプションも従来どおり継続で1%~30%まで設定できる仕組みは継続で、PR3%よりもプロモーションパッケージをやったほうが効果が出る(担当者談)らしいです。
単なる課金システムの始まりと個人的には思ったので、ウチではプロモーションパッケージ申し込みはパスしました。というか、株主への体裁を整えるための課金システムに感じませんか?もともとPayPayモールで3%の徴収をしていて、それが3年でうまくいかなかったので統合になり、それまで徴収していた分を統合で失ってしまうので、何とかしよう思いついたのが、全ストア対象のプロモーションパッケージ・・・という風に私は見ました。
※ "Zホールディングスの決算説明会資料" は検索すれば出てきますのでよろしければどうぞ。
たしかにプロモーションパッケージに申し込めばヤフーの言うような検索面でのメリットはあるのでしょうけど、実際の稼働ストアが7万かそこらなのに対して、10/12時点の申し込みストアが2万に迫る勢いです。そんなに大量のストアが3%のブーストしても埋もれるだろうし、そもそも(うちにとっては)3%って大きい数字です。1000万売上で30万、3000万売上で90万です。そんなに出せるなら3%分のアイテムマッチやら販促やったほうがもっとダイナミックな気がします。
PRオプションを3%から6%にしたところで、上げ幅ほどの売上が見込めないのと一緒で、じゃあプロモーションパッケージに申し込んだところで3%分の売上アップは見込めないと予想をしています。まあ、申し込んでいない身としては説得力もないのですが、とりあえずは10/12以降の流入等を中心に、それ以前とそれ以後を比較してまた今後のストア運営を考えてみたいと思います。
※2022年10月17日以下追記
プロモーションパッケージがスタートしてから最初の日曜日(10/16)が終わりましたが、ウチではプロモーションパッケージに加入しなかったにも関わらず、これまでの(ポイントアップがあった)日曜日よりも売り上げ・注文数ともに伸びました。特に注文が多かったです。
当然、キャンペーンが終わったので日曜日の注文数は前週より減ると思われていましたが、伸びたことに驚きです。統合後の10/13以降も得に注文が減ることなく順調に推移しており、いわゆる「プロモーションパッケージ組」はさらに好調だってことでしょうか?その辺は分かりませんが、この調子ならウチでは今後もパッケージ加入は必要ありませんね。
]]>特にPRオプションは以前にも増して、max値30%を設定しても効果を感じにくくなっています。効果が弱くなったというより、PRオプション参戦者が増えた(つまり外部環境が変わった)印象です。
効果が薄いのに、以前と変わらず設定していても予算の無駄使いになりますので、PRオプションレポートなどを参考にしつつ、どんどん設定を外していきます。
アイテムマッチに関しては、ROASを最大化すべくいろいろと試行錯誤をしてきましたが、ここ最近ではROAS3100%くらいが最高でした。ただ環境は常に変化しており、この最高値を出した時と同じような出稿をしていても、ずっと同じ効果は出ません。単価の高いものに絞る、単価の高いもの+よく売れる商品を混ぜる、単価の高いもの+まあまあ売れる商品も含める、などなどテストしながらROASがどう変化していくのか見ています。
うちのストアでは、正直、売上の最大化を狙うよりも利益の最大化を狙います。儲けてなんぼです。売れた売れた!と言って、業務が忙しく、人手も必要になり、コストがかさむのでは、何をしているか分かりません。
ちなみに、Yahoo!ショッピングの担当は、数年前と比べるとずいぶんとPRオプションを押してこなくなりました。(しかし、間接的に倍!倍!ストアには参加すべきとやたら勧めてきますが・・・)
全品PRオプションを設定とかムダです。「とりあえず1%を!」と定型文のように勧めてきますが、1%すらもったいないです。1%でストアーズアールエイトが使えますが、値下げはやりませんし、クーポンや会員価格など、うちでは不要です。全品設定はPRオプションの設定をしなくても売れる商品の分のコストがムダすぎます。
・・・乱文ですみません。
]]>PRオプションなどは顕著であり、リリース当初は競合も少なかったためか、「ほとんど売れないのでPRオプションを30でつけて集客商品として活躍してもらう」という使い方ができていました。しかし、現在は全く売れない・あまり売れないという部類の商品だと、いくらMAX値の30を設定したところで1ページ目に上げるのは困難になっています(※)
※もちろんこれは商品カテゴリ、検索キーワードによって大きく変わるところです。ニッチワードだと1ページ目やファーストビュー表示もいまだ可能ですが、逆に競争の激しいカテゴリだと、30を設定していても10ページ目にすら入らないなんてこともあります。
こうなる背景には様々な要因があり、PRオプションを活用するストアが増えたことももちろんあります。私の商品カテゴリ特有かもしれませんが、近年やたらと目につくのは中華系ストアです。会社概要を見ると日本の出店者ですが、商品はどれもこれも中華の格安商品。あるいは、会社概要を見てもよくわからない出店者で、取扱商品が数十万とある転売商材っぽいストアなどです。
ある検索キーワードで調べると、ページをくってもくっても中華系商品ばかりヒットして、(こういったら失礼ですが)まとまな商品がぜんぜんヒットしない…という状況に遭遇することが増えたように思います。上位にヒットする商品はレビュー評価が星3前後、ストアの評価も高いとは言えないというお店・商品が延々と出てくるイメージです。
長くなりましたがこういう状況では以前のようなPRオプションの攻略法としては機能しなくなっているので、PRオプションレポートを活用して集客できているものは維持、できていないものはPRオプション削除で対応します。
一方でアイテムマッチを代用します。
もともとアイテムマッチも活用していましたが、一時私のところではPRオプションメインで戦略を立てていましたが、先述のような状況になってきましたのでいろいろと試行錯誤した結果、アイテムマッチは「高単価商材は基本すべて設定出稿 + 中・低単価商材は売れている商品に絞って出稿」という攻略法でいまところ落ち着いています。
この戦略ももちろんレポートを活用した見直しは必要であり、効果の上がらないものは削除するなどの対応が必要です。Yahoo!ショッピングのすすめでは「効果の高いものは入札単価を上げろ」と言ってきますが、私はこれには半信半疑です。
入札単価のアップはライバルより上位に上げてよりたくさん売るということですが、アイテムマッチという広告はキーワード検索が主の広告であり、流入ワードも様々ですから、単価を上げたらもっと売れるわけでもないと思います。流入がカテゴリ導線だったら分かりますが、単価うんぬんよりも「売れるキーワード」を練った方が効果的だと考えます。(売れそうな商材なのに商品名が残念な感じになっている商品をよく見かけます。)
アイテムマッチとPRオプションを活用した広告戦略はこんな感じです。しかし広告はどこまでいっても広告です。集客するまでは仕事をしますが、集客してからはお店の真価が問われます。結局はいかに買ってもらえる商材を用意するか、売れる商品ページにするか、この基本がもっとも大事でしょう。
]]>現在のYahoo!ショッピングにおいてアクセスを上げる対策としてPRオプションの設定は必須となっていますが、このブログでも何度も触れているように、工夫も必要になります。全商品一律という設定をヤフーからは薦めてきますが、当然ストアによってコスト計算が違ってくるので、無理に従う必要もなく、メリハリをつけたやり方もひとつだと思います。
私のところもPRオプションの運用が長いですが、ただ設定するだけでは効果は薄く、結果を検証することで次に生かす姿勢こそ、後々の大きな成果を生むものと思います。
PRオプションに時間を割けない!という担当者もいると思いますが、面倒を理由に全商品一律にしていると、(売上も立つかもしれませんが)ムダなコストもずいぶん発生していることは理解しておくべきでしょう。
]]>元々が一部の商品(数百品)のみPRオプションを高料率設定+アイテムマッチという広告戦略でしたが、それをいったんすべて止めて、全商品にPR7%をかけたというわけです。
これは私達のストアで出たデータなので、他のストアもそうとは限らないと思いますが、結果はあまり思わしくありませんでした。売上もアクセスも「若干」増えたという程度で、その割にはコストがかかりすぎでした。
低単価の商品は良く売れました。とくにポイントキャンペーンが被ると今までになにような速さで注文が続々と入ってきました。が、中~高単価の商品の売れ行きが想定以下で、設定前と比較しても、大きな動きの変化はなく期待はずれでした。高単価商品のみに設定していたアイテムマッチを止めたのも大きかったのかもしれません。
「これだけのコストをかけるなら、他の広告打った方が、あるいは他のPRオプションの掛け方をした方が、もっと売上が上がるだろうな?」という、そんな感じの感想です。
Yahoo!ショッピングの営業からすれば、「全商品にPRオプションをかけましょう!」という掛け声を、どこかのストアさんのデータを引っ張ってきて、説得しようとするわけですが、必ずしもそんな成功ストアさんのようにはいかないということが改めて分かります。(もちろん私もやる前から分かっていましたが、期待薄でも、さらに以下の結果でした。)
ストアに合った広告の打ち方をしないと、ただただYahoo!ショッピングにコストを吸い取られるだけなので、「やっぱり楽なことは無いなあ~」という気持ちですが、これからまた通常の広告の掛け方に戻し、さらに数字を伸ばせるように模索、工夫していきたいと思います。
]]>メンテナンス自体は21日の9時で終わる予定が、大幅に遅れて12時過ぎに終了。しかしその後、当然のように出店ストアが一斉に商品情報を編集しはじめた影響からか、反映管理はずっと「反映処理中です しばらくたってからアクセスしてください。」と表示されたままです。
Yahoo!ショッピングはメンテナンスが長いと大抵いつもこうなりますね。「メンテナンスが長引く⇒その後の反映処理ができない」と、ピン!と来るので、こういう時は他の店舗での作業に当たることになります。
ちなみに毎回そうなるのか調べてはいませんが、今回のメンテナンス中は、在庫が他店舗と連動していませんでした。使っているシステムにもよるかと思いますが、半日以上も在庫が連動しないというのは売り越しリスク大で、とても怖い思いをします。
※追記※
・・・とブログを更新したら、つい先ほど、16時50分くらいに、反映処理が終わっていました(笑) 案外、ブログをチェックされているのかもしれませんね!!(そんなわけないだろ)
]]>読んでみると内容は意外と単純。要するに、ストア内のあらゆるhttp~をhttps~にしろと。そして、一部のURLは、単にhttpsを付けるだけじゃなく、URLそのものも変更されているので注意しろと。そういう話です。
マニュアルの中に変更対象のURL一覧のPDFファイルが存在するので閲覧してみたのですが、たくさんのURLがズラリ!と並んでいて「これ全部チェックするの?」と一瞬ビビりますが、実際に私のストアで変更すべきURLのパターンはたったの5つ、6つ程度でした。
一括置換に同意しても良かったのだけど、自分でやってもそれほど時間のかからなさそうなので、マニュアル見ながらやりました。
まずは、ヘッダー、レフト、フッターのデザイン部分。これはデザインメニューから一つひとうモジュールを開いて、http~を検索してひたすら変更します。Dreamweaverとかホームページビルダーなどのソフトがあれば早いと思います。Terapadなどのエディタでも十分できます。
次に、商品ページとカテゴリページですが、こちらは商品管理からデータをぜんぶダウンロードしてcsvファイルを一括置換してできるのでとても早く終わりました。
厄介、というか面倒なのは、カスタムページです。カスタムページは一括編集機能が無く、1ぺーじずつ開いて修正するという地味な作業に。といっても私のストアで重要なカスタムページはほんの数ページだけなので、それらをまず手動で修正。残りは・・・放っておくことにしました。なぜなら残りが950ページほどあるからです。なぜ950もあるかというと、それは秘密です 笑
これで一応作業終了ということで、早速申請フォームより終了報告をしてみました。すると、ストアエディタに、未だ修正していない箇所を確認できるファイルをダウンロードできるようになっていました。これは1日に1回15時頃に更新されるようです。(実際にダウンロードしてみて確認したら、忘れていた箇所がいくつか出てきました。)
一応、面倒なことがひとつ終わったということで気持ちが楽になりました。予定では3月14日ころに切り変わるそうなので、そのころに一度チェックを入れないといけませんね。
]]>そのリスト一覧には、現在のPR料率とおすすめのPR料率が並列して掲載されていますが、厳選せれた数商品しかピックアップされていません。たとえば、ある商品Aは、現在15%で、おすすめが22%という風に書かれています。22%に料率を変更すれば1ページ目に表示される可能性が高いという意味です。
1ページ目と3ページ目ではクリックされる回数がすごく違うので、このリストは大変参考になりますが、一部の商品しか掲載されていないのが残念ですね。PRオプションを設定しているすべての商品を対象に表示してくれれば、より料率設定を細かく吟味できると思います。
]]>どのくらい減ったかと言えば、10分の1程度でしょうか・・。何か原因なのか?Yahoo!検索のSSL化が理由でしょうか?でも、それについて調べてみたら、2016年6月くらいに変更があったということらしく、今さら関係あるのかなーと。
そしてSSL化が原因なら、ノーリファラの数値が増えると思うのですが、1/25のデータを見る限り、減った分が増えているようにも見えない。しかし、基本情報の日別の全体のアクセスの推移を見てみて、たとえばUU合算値とかセッション合算値とかを見ると1/25以降減ってない(むしろちょっと増えてる)。
今日は2/6ですが、10日間経っても「search.yahoo.co.jp」の値は少ないままです。原因がよくわからないのはしっくりこないですが、この雰囲気だと戻らない感じですね。まあ、この参照元は最も重要な値でもないので、そう気にすることではないですが。。
もっとも関心が高いのは「search.shopping.yahoo.co.jp/search」と「ノーリファラ」なので、今後もずっとこの値をメインにストア運営していくことに変わりはありません。
]]>本特許は、商品に対する料率を取得し、商品価格を乗じた販売促進費と、CVR(コンバージョン率)またはCTR(クリックスルー率)に基づく優先度に基づいて商品に関する広告を配信する仕組みに関するものです。
つまり、商品価格×料率=販促費が大事になります。そして、CVRまたはCTRが大事になるということです。
料率15%の10000円の商品と料率10%の20000円の商品では、販促費1500円と2000円という違いになるので、後者の20000円の商品が優先されるということ。
CVRはコンバージョンレート、転換率ですね。CTRはクリックスルー率。広告(PRオプション)が表示された回数に対してどれだけクリックされたかの割合です。
特に販促費については盲点ですので、いくら料率を上げても、安い商品ではなかなか上位表示できない場合があります。その商品と競合する周辺商品の価格帯がどれくらいかを把握した上で、PRオプション料率を決めると良いでしょう。
]]>もちろん、7倍以上とかの条件だと、5倍や3倍ではタブ分けされませんから正確な数字までは分かりませんが、そのストアさんのPRオプションの入れ込み具合が見て取れて面白いです。
たとえばAというストアさんは商品数およそ3000に対して、タブ分けされる商品数もおよそ3000。つまり全商品一律(もしくは一定倍率以上)でPRオプションを設定していることになります。
一方でBというストアさんは同じく商品数3000に対して、こちらは100商品程度。ほんの一部の商品にしか(一定倍率以上の)PRオプションをかけていないことになります。
このBというストアさんのパターンで多いのは、その100商品が「売れ筋商品」に設定しているパターン。売れる商品に注力して、ロングテール商品は設定なしというやり方です。その他、それとは逆で、在庫処分っぽい(売れない)商品をその100商品にかけているストアさんも見かけます。
PRオプションを一部の商品にかけて数が多くなってくると管理が大変なのですが、CSVファイルを使う方法もありますが、自分のストア名で検索してタブ分け部分をチェックする方法も便利です。(ただしストア名が他ストアや商品名と被る場合は正確には出てきません。)
]]>Yahoo!ショッピングもこの件について直接ユーザーからクレームをもらうこともあるらしく、該当ストアへペナルティを科すこともありえそうです。「Yahoo!ショッピング Amazon FBA」と検索してみると、Amazon以外の楽天やヤフーで売れた商品もAmazonFBAを利用することで業務の効率化を謳うページが出てきます。
まあYahoo!ショッピングで買ったものがAmazonの箱で届いたからといって、中身の商品に問題が無ければ自分はあまり気にしないのですが、個人情報が!と気にする方はクレームに発展しそうですね。
FBAは利用したことがないのでよく分かりませんが、Amazonの文字(ロゴ)だけ消すサービスとか(無地のダンボールで発送)あったら笑えますね。
]]>すごい久しぶりの電話でしたが、「ストアのイチオシはやられていないようですが、ストアのイチオシはおすすめです」と勧められました。なんでも他社商品ページの一番下に自社の商品が掲載されるんだとか・・・いまいち説明がよく分かりませんでしたが、「うまくやられているストアさんは、アイテムマッチとストアのイチオシを両方やりますよ」とさらに押されたので、「それは結構なことですね」と返して終わりました。
どこのジャンルのどんな商材を扱うストアかも分からないのに、そのストアがうまくいっているからあなたもやれば・・・では説得力がありません。もうちょっと具体的な説明がほしかったのですが、表面的な話しか出来なさそうでしたで残念でした。
ちなみに、ストアのイチオシは過去に数年ほどやっていた時期があります。(過去の記事でも使用感について触れています。)以前は、各カテゴリページでの露出がなかなか魅力でしたが、今はアイテムマッチのほうが断然魅力に感じます。特に、検索結果においてPRオプションの掲載面よりも上位(最大5枠)に来るのがよいですね。
・・・と、結局アイテムマッチの話で終わってしまいましたが、ストアのイチオシは、掲載面が魅力的にならない限り再検討な無さそうですね。
]]>まずアイテムマッチは、無駄だなと思う商品(費用対効果の低そうな商品)が多く混ざっている印象があったので、一度、アイテムマッチのCSVの一括削除機能を使ってすべて消し、新たに、特定の取引先の商品のみを一括で登録しました。取引先ごとに品番を決めているのでこういう時に便利です。
そしてPRオプションですが、こちらは停止する前のデータをそのまま復活させただけですが、以前よりもマメに売り切れをチェックするようにして、売り切れたらすぐに他の商品にPRオプションを設定するということを日々やっています。こちらは手間と時間はかかりますが、それに見合う集客効果は結構あるかなという印象です。
アイテムマッチとPRオプションで露出させる商材も分けていて、互いに被らないように工夫もしています。なのでどちらの広告にも出ている商品はありません。(どちらに出してもよい商品も一部ありますが、管理上というか、効果測定を分かりやすくするために敢えてそうしています。)
それぞれで単価の違う商材を分けて出稿しているので、一概に言えないのですが、CPCで見れば断然PRオプションに軍配が上がります。1クリックあたりアイテムマッチの3分の1程度のコスト計算です。
ただし時間は有限ですから、あまり集客の見込めない商材まで時間をかけて(あれこれ考えて)PRオプションを設定するのは無駄です。「この商材が上位に来たら結構集客できそうだな」というフィーリング?勘?みたいものを大事にして、あとは1週間後とかに効果を検証して、継続させたり停止したり・・・これの繰り返しです。
(以前にも書いたように)もちろん、全商品一括でPRオプション20%!とか設定するのが一番ラクなのですが、ウチはそれはやっぱり出来ないので、こういう地道なことを続けるのみです(苦笑)
]]>興味深かったのは、PRオプションで集客できていると思い込んでいたキーワード群でも、実はそれほど集客に貢献していなかったこと。というか、そもそもあるキーワードに対して「このくらいの検索需要はあるだろう」と思っていたものが、日々のカウントを見る限りそれほど無かったということです。
ある例ですが、Aという商品をPRオプション15%で設定して、ターゲットキーワードで1位~3位くらいをキープしていたものが、PRオプションを外してその効果が無くなり、検索圏外になっても、ページ別アクセス数が3分の2くらいで済んでいます。
まあこの例の場合、一概に言えなくて、それまでのPRオプション効果が持続している(アクセス数による順位押し上げ効果)とか、たまたま直近で売れているとか、いろんな要素が絡んでいるので断言はできません。
あと肝心の売上ですが、参照元別データにおいてYahoo!ショッピングの検索経由(search.shopping.yahoo.co.jp/search)の売上もあまり変わりませんでした(微減といった感じです)。で、意外な発見ですが、Yahoo!検索経由(search.yahoo.co.jp/)がここ1年ほどでずーっと伸びています。ちょこちょこヤフーの検索結果も変わっていますので、その恩恵もあるのかもしれません。
まだ広告を止めてみて6日間なのでもう少しだけ様子を見ようと思っています。トータルで10日間くらいかな?と。2週間は長すぎるので必要ないかと思います。
]]>もうこれは体力勝負です。一番はじめにPRオプションのことを書いたとおりになりつつありますが、無料化したYahoo!ショッピングもそれなりに売ろうと思ったらお金が必要だってことですね。場合によっては楽天やAmazon以上になるかもしれません。
今はテスト段階でMax30%ですが、これが採用されるのはほぼ確実として、この流れを見る限りMax値が40%や50%になっていく可能性もありそうです。恐ろしいです 笑
この消耗戦もちょっと考え物だなあと、ふと思ったので、今回思い切って一旦PRオプションとついでにアイテムマッチを止めてみようかと思います。この2つは私のストアが出している広告のすべてです。つまり広告を一旦ぜんぶやめてみる。
当たり前ですが毎日その広告で来ていたユーザー数はそっくりそのまま消える(減る)ことになります。もちろん売上も減ります。ただこれによって、「どの程度」減るのか、また、転換率など他の数字がどう変わるのかを見てみたいです。
]]>