Yahoo!ショッピング出店への道のりとこれからについて
筆者プロフィール
私にとって、Yahoo!ショッピングへのストア出店はネットショップ2店舗目となります。2000年より楽天市場でネットショップ運営を始めました。2店舗目のYahoo!ショッピングは2007年。現在3店舗を運営中ですが、3店舗目はショッピングモールではなく独自ドメイン店のショップサーブで2009年より運営しております。
楽天市場での試行錯誤の連続
比較的、初期の段階からネットショップ運営をされている方との共通点として、試行錯誤という言葉がうまくマッチしているのではないでしょうか。当時はまだネットショップ出店や運営の参考テキストやノウハウも数少なく、まして「ネットショップなんてやっても儲からない」とさえ言われている風潮も一部ありました。
そのためネットショップごとに試行錯誤を繰り返すしかなく、しかし、その過程において売上が上がる方法、アクセスを集める方法、お客さんとの上手な対応方法、その他もろもろのコツなどを現場で身につけることができて良かったと思います。今思えば、当時の方がテクニック的な情報がよく飛び回っており、「こういう方法が効く」といった情報を常に求めていたし、また楽天からの公式情報として貪欲に収集していたと思います。
Yahoo!ショッピング出店のきっかけ
2店舗目のYahoo!ショッピングは、以前よりずっとお世話にネットショップをされている方がYahoo!ショッピングにも出店しているという話と、どういうモールなのかという話を聞いていて、楽天市場のお客さんとはまた別に、Yahoo!ショッピングにもお客さんがいるという話を聞いて、「モールごとにお客さんが付いているのだな」と感じYahoo!ショッピングの出店を決意しました。
出店してまもなくのYahoo!ショッピング大型リニューアル
Yahoo!ショッピングに出店して1年目にはじまった大型リニューアル。たしか2007年の終わり頃だったでしょうか。当ブログを始める前なのでこの話をするのは初めてですが、当時はせっかくお店がカタチになってYahoo!ショッピングでの運営の感覚がつかめていたころだっただけに、また一から操作を覚えなければいけなくなり、スタッフも少なかった事から大変忙しかった思い出があります。※ちなみに、この時のリニューアルはストアの情報が反映されなかったり遅延が発生するなど、かなり出店者からは不満が噴出していました。今となっては笑い話ですが、リニューアルというのは大きなリスクがあることを忘れてはいけない良い教訓になってます。
初の独自ドメイン店の出店
ショッピングモールは楽天やヤフーならある程度お客さんがいることを想定できましたが、独自ドメイン店を出店してもお客さんが来るのか?というのが未知数でした。とはいうものの、2008年~2009年当時、(どういう理由だったかはちょっと忘れましたが)リスク分散がテーマとなり、楽天やヤフーがライブドアみたいな信用不安で急に売れなくなったりすることが無いとも限らないと思い、独自ドメイン(自社サイト)も「保険」のために持っておこうとなり、2009年にショップサーブで3店舗目をスタートさせました。
ショップサーブは、基本的には検索エンジンからの集客に頼るために大きな売上は作れないだろうと思って運営をしてきましたが、当時の予想を大きく上回り、先の論理と同じように、モールにはモールのお客さんがいて、また路上には路上のお客さんがいることを独自ドメイン店の運営をして実感しました。
Yahoo!ショッピングの運営ウエイトが難しい
総括して、結局私の場合は3店舗の運営すべて良かったと思っていますが、Yahoo!ショッピングの店舗については売上からすると遠く楽天市場には及んでいません。先行者利益という言葉がありますし、運営暦や運営ノウハウも圧倒的に多い楽天市場が売上を一番作っているのは当然なのですが、となると日々の仕事において、Yahoo!ショッピング店舗にかける仕事のウエイトをどの程度にすればよいか非常に難しいとここ数年感じています。
運営者によって考え方がいろいろありそうですが、私は楽天は楽天の、ヤフーはヤフーの運営方法があると思っていて、またお客さんの性質も違っていると感じます。1つの商品ページや特集ページを作成して、すべての店舗にコピーするような方法は、最善ではないと思います。Yahoo!ショッピングに合ったSEO対策があるように、Yahoo!ショッピング店舗のための独自の運営が必要ですが、それをどこまで時間を割いてやるかが課題です。
これからも色々な壁にぶつかりながらも少しずつ前に進んでいきたいし、今までもそうでした。当ブログでは、これから出店を検討されている方や既にYahoo!ショッピングでストア運営されている方と情報を共有できればと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
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