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Yahoo!ショッピングが伸び悩む理由、というか落ちていく2024年? - いま、Yahoo!ショッピングがおもしろい!あるストア出店者のネタブログ。評判やSEOなど。

Yahoo!ショッピングが伸び悩む理由、というか落ちていく2024年?

LINEヤフーの2023年中間期の連結業績が出ました。うちショッピング事業の取扱高が昨対で6.7%減(7762憶円)、このうち4-6月期が8%減、7-9月期が5.5%減でした。

「ショッピング事業」と言っても、ZOZOTOWN、LOHACO、チャーム、LINEショッピングの流通も含んでおり、私の予想ではこのあたりがまだ頑張っている方で、実際にYahoo!ショッピングに出店する店舗の落ち込みは上記よりさらに悪いものと予想します。

LINEヤフーは「収益性を高めるため」としてYahoo!ショッピングでの方針を大幅に変更し(2023年に入った頃より)、会社の儲け自体はそれ以前より良い状態のようですが、長い目で見るとそれは短期的な収益性であって、規模がものをいうこの業界では「?」マークです。

ここからは具体的に、私の感じるYahoo!ショッピングの現状ですが、(以前からも書いているように)Amazon転売ヤーがあまりにも多い点、そして怪しい中華系ストアが多い点、この点が問題です。

Amazon転売ヤーについては、取り締まりを強化するみたいなことを発表したものの、実際の見た目では減っているような印象を受けません。私の店舗でも多くの商品がAmazon転売(ページコピペ)の被害に遭っており、Yahoo!ショッピングに通報してその経過・動向を追っているものの、ほぼ反応なし(取り締まりしてくれない)といった状況です。いったい何をどうしたら転売ヤーを"強化"取り締まってくれるのか謎です。

次に中華ストアについて、こちらは「そもそも中華(中国)系がやっているストア」と「日本人ストアだが、低品質・低価格な中華品ばかり」の2つに細分化されます。細分化はどうでもいいのですが、これらは規約違反ではないものの、Yahoo!ショッピングとして質の低下みたいなものを感じます。いち消費者としても、「すぐ壊れるだろ、これ」みたいなバッタものばかり出てくるモールといった印象に変わってきており、欲しい商品を選ぶのにだんだん面倒くさいモールに変わっています。

安いからたくさん売れる→たくさん売れるから上位表示→結果、バッタものばかりの印象が強い、といった具合です。以前からの「数を売れば上位表示」という旧来のアルゴリズムをもう少し改善していかないと、そんな単純な仕組みでは客離れにつながる恐れがあります。

一方でポイント・クーポン等の施策については、2023年前半は絞りすぎている印象が強かったですが夏以降は積極的にキャンペーンを展開している印象があり、私はこの継続で良いと思っています。競合の楽天市場もSPUなど絞り気味な中、頑張ってほしいところです。

転売ヤーと中華系さえ何とかしてくれたら、2024年以降は期待できるYahoo!ショッピングです。何も変わらないのであれば、もう落ちていくしかないような気さえします。



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