検索結果を攻略するPRオプションをうまく使うには
2014年の終わり頃からPRオプションという機能が一部の(上位)ストア向けにリリースされて以後、最近になって、PRオプションが出店ストア側でもかなり認知されたものとなっています。この機能が使えるかどうかの基準は定かではありませんが、一定の売上があるストアは使えるという記事を見たことがあります。
私のストアでは2015年になってすぐ使えるようになったのですが、それから半年間ほど試行錯誤してみたもの本腰を入れるまでには至らず、今思えばのらりくらりしていました。
ところが2015年の後半になってきて、もともと検索で上位表示をしていたキーワード群でも、順位を落とすような傾向が出てきたため、いろいろと自分なりに調べた結果、他ストアのPRオプションがどうもクサかったので、本格的に導入することになりました。
PRオプションは、個別商品ごとに設定することもでき、全商品一律設定もできます。このあたりは自由です。
※商品ページごとにPRオプションの料率を設定する
※すべての商品に一律にPRオプションの料率を設定する
仕組みは1%から15%まで0.1%単位でストアが任意に決めることができ、高いほど検索結果やカテゴリ一覧での上位表示に効果があります。反面、そのパーセンテージ分は、その商品が売れたときに初めて課金されます。たとえば、10000円の商品に5%に設定して売れたら500円課金ということですね。設定していれば、たとえメール経由だろうが、Google検索経由であろうが、流入経路は問わず課金されので注意が必要です。
PRオプションを利用すると、「PRオプションレポート」というデータを確認できるのですが、これによれば、PRオプションが表示される場所は、検索結果、カテゴリ、その他(Yahoo!ショッピングからのPRメールなど)ですが、そのほとんどは検索結果であり、ここに上位表示されるかどうかが大事なポイントです。
PRオプションを生かすも殺すもストアの手腕にかかっていますが、いまのところ私のストアでは、ピンポイントに個別に商品にPRオプションを設定しています。
個別に設定する方法は、①狙った位置に表示されるかの検証に時間がかかる、②どの商品にPRオプションを設定中なのか管理する必要がある、という手間があります。しかし全商品に料率を設定するのはこれらの手間が省けるものの、それをすると、①すでに上位表示されている、あるいは設定しても満足いく結果が得られない商品が多数あるのでムダが多い、②コストが見合わない(私のストアの場合)という観点から、全商品には手を付けていません。
もちろん商材、ジャンルによって全商品の方が良い場合もあると思います。PRオプションは「こう使うべき」という教科書的ものはなく、そのストアにあった方法を早く見つけることがポイントだと思います。
コメント 0