ファーストビューの縦サイズを意識してデザインする
今日はふと気づいたことをご紹介します。
何気なく、いつもアクセスしているYahoo!JAPANのトップページですが、いつの間にかYahoo!ショッピングのおすすめセレクションの位置が下に追いやられていました。
確か、半年前から1年前くらいには、自分の画面環境でも、ファーストビューでYahoo!ショッピングへのリンクが目立っていたような記憶があります。
「え?どういうこと?」と思った方は下のイメージを見てください。
画像付きで表示されるYahoo!ショッピングへのリンクがファーストビューでは表示されなくなっています。
※ファーストビューとは、そのサイトにアクセスした時に最初に目に映る画面の範囲のことです。人それぞれ画面環境が異なりますので、ファーストビューの範囲はユーザーの環境に左右されます。
このファーストビューの検証は、あくまで私の画面環境であり、2048×1152ピクセルです。
4分の3の以上の人は、縦1024以下の解像度で見ている
ある調査によれば、1024×768、1280×800、1280×1024、1366×768という解像度の環境が全体のおよそ4分の3を占めているようです。
今回は太字で表した、「タテ」の解像度がテーマになりますが、私の縦1152ピクセルでも表示されていないので、つまりほとんどの環境の人にとってYahoo!ショッピングの画像付きリンク(おすすめセレクション)が表示されていないことになります。
※ちなみに解像度シェアの調査では、全体の2%の人が1920×1200という解像度のようでした。縦1200ピクセルならちょっと映るかもしれない・・・程度ですね 笑
ファーストビューが、アクセスに影響を与える
こんな話をする理由は、私のストアの商品も(たまに)Yahoo! JAPANのトップページのおすすめセレクション経由で大きなアクセスを生むことがあるからなのですが、ファーストビューの位置に映らなくなったことが、ややアクセスの減少に影響を与えているような気がしています。
確固たる証拠は無いし、表示位置が変更された時期の記憶も曖昧なので、今回のテーマは信憑性に欠けますが、それでもファーストビューに映るのと映らないのでは影響は少なからずあると思います。
ストアデザインでも、ファーストビューに気を配る
これは、何もYahoo! JAPANに限った話ではなく、自分のストアにも同様のことが言えると思います。特にアクセスの多いトップページや人気のカテゴリページは、ファーストビューに何を見せるかが重要ですが、こういった事は結構“忘れがち”だったりします。
商品ページのファーストビューもやはり大事で、最初にアクセスしてくれたお客さんに、「おっ!ちょっと詳しく見てみよう!」と思ってもらえるようなキャッチとか魅力的な商品イメージを目に飛び込ませることが大切だと思います。
こういったファーストビューへの心遣いは、1ページ単位では骨が折れる気もしますが、チリも積もれば何とかで、そういった地道な努力が、お店全体の訪問滞在時間やブックマーク率の増加につながったりするのかもしれませんね。
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