「条件付き送料無料」誤解を招きやすいので注意しよう
Yahoo!ショッピングの送料設定では、「なし」「送料無料」「送料込み」「条件付き送料無料」という選択肢がありますが、私のお店で「条件付き送料無料」を設定していた時によく誤解を招いた事がありましたので、出店者さんやユーザーさんの参考のために、この話題に触れてみたいと思います。
条件付き送料無料とは?
まず、「条件」・・・って何?てことになると思いますが、非常に曖昧な表現ですよね(笑)
ある意味では、お店側が自由に設定しやすいようにYahoo!ショッピングが配慮している結果なのかもしれません。
私のお店では、○○円以上送料無料というサービスをしておりますので、そういう意味合いから、○○円以下の単価の低い商品でも「条件付き送料無料」を設定して商品登録していました。
※○○円以上の商品については「送料無料」を設定していていました。
もちろん、素人のお買い物客さんがほとんどですから、この表現では「一体何のこと?」と思われやすいので、ヘッダー、フッターなどに大きく「○○円以上送料無料です!」とか「条件付き送料無料とは、○○円以上ご注文の場合に適用されます」といった案内を明示します。
誤解を招く場合もある
しかし、自分はまだまだ甘かったですね・・・。
それだけ明示したつもりでも、たまに「送料無料かと思って購入したのに送料が掛かってますよ」とか言われたりしました。
もちろんレアケースではありますが、お店側が「ちゃんとやっているつもり」でも100人のお客さんすべてに伝わっているかと言えばNOなんですね。(もちろん、そればかり言っていたら何もできなくなってしまいますが。)
ただし、条件付き送料無料の問題については別に表現を外してもそんなにお店にマイナスの影響は無いと判断したので先月あたりから外しちゃいました(つまり○○円以下の商品は「なし」の設定に一括変更しました)。
Yahoo!ショッピングでは純粋な「送料無料」検索ができない
あと余談ですが、Yahoo!ショッピング内で商品を探しているとき、レフトナビゲーションにある「条件を指定する」の「送料無料(条件付きを含む)」のチェックボックスはトラブルの一因になっていると思います。
いっそのこと、(条件付きを含む)を外せばいい。ユーザーがその条件で絞り込むのは送料無料の商品を探したいからに他ならず、それを含んじゃうと、(それだけでは送料無料ではないような)100円や200円の商品でも検索結果にあがってきてしまう…。純粋な送料無料検索ができないよね、これじゃあ。ま余談ですが。。。
10円募金との組み合わせは要注意
最近はじまった「10円募金」と「条件付き送料無料」の組み合わせはヤバイです。トラブル(誤解発生)の可能性が高いことを身を持って知りました。
なんと、10円募金すると送料無料になるのかと勘違いするお客さんが数名いらっしゃいました。利用する場合は案内をしっかりすることをおすすめします。「10円募金」自体の趣旨は良いことなので。
条件付き送料無料のカテゴリ加点 [2012/11 追記]
送料無料がカテゴリ検索では加点されると公式にアナウンスされていましたが、条件付き送料無料も加点条件に含むようですね。含んじゃうと公平じゃない気もしますが、ただ送料無料よりも加点する程度が小さいのかもしれません、その辺は謎のベールです。
10円募金の緑色背景色が廃止に
あと、10円募金を適用した際の、背景が緑色になるやつを止めたそうですが、驚いたのは「背景が緑色だと、広告と認識されるなどの理由によりクリック率が低下する傾向がある」ようです。
私は背景が他とは違う緑色のほうが「より目立つため」にクリック率が上がると勝手に思っていましたが、逆だったんんですね・・・。
このアナウンスにより、10円募金する人が一気になくならければよいのですが。
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